環境印刷 | キング印刷株式会社
  • 環境にやさしい印刷物

    印刷産業は、ゴミを作り出す製造業と言えます。

    だからこそメディアの選択、印刷物としての付加価値向上、製造工程での環境負荷軽減はキング印刷の責務だと考えています。

    当社では、環境に配慮した印刷技術を通じて環境に配慮した印刷物を提供していきます。

LED-UV印刷

短納期・高品質印刷が可能に

 当社の所有している6台の印刷機、20の印刷ユニットで構成されるオフセット印刷機は、全てLED-UV乾燥方式です。LED光源での省電力を達成しながら、UV(紫外線)乾燥方式の印刷です。VOC(揮発性有機化合物)を含まないインキを使用します。

水なし印刷

廃液を出さない環境保護の印刷

 2022年6月現在、福島県内で唯一、LED-UVを使って水なし印刷ができるのはキング印刷だけです。水を使わないことで、有害な廃液が出ません。インクが水でにじまないので、高精細で美しい印刷が可能です。

(上)水なし印刷版 (下)通常のPS版

当社はバタフライマーク認証工場です

 

バタフライ
マーク

 このマークを表示している印刷会社、印刷物は環境に対しての配慮が行われていることを示します。バタフライロゴの蝶は、オオカバマダラ(Monarch Buttefly)といい、環境に非常に敏感なため、環境のリトマス試験紙と言われています。


一般社団法人日本WPA

限りある資源を守るため、有害物質を排除した
環境にやさしいインキです

 

Non-VOCインキ
マーク

 一般印刷物に多く使用されているインキには、大気汚染を招く危険性の高いVOC(揮発性有機化合物)という有害物質を発生させる石油系溶剤が含まれています。その石油系溶剤をゼロにし、植物油100%にしたものがノンVOCインキです。VOC発生を抑制できるメリットがあります。


Non-Vocインキ | 一般社団法人日本WPA

グリーン購入法と水なし印刷

 2019年グリーン購入法の改定により、VOC低減に向けた取り組みを推進する主旨から、水なし印刷システムの導入が、印刷工程における配慮項目として設定されました。「印刷役務」におけるオフセット印刷のVOC発生抑制の対策の一つとして、トップに『水なし印刷システム』の導入が掲載、環境配慮チェックリストの様式例においてもオフセット印刷の環境配慮技術のトップに掲載されました。


グリーン購入法.net | 環境省

環境に配慮された用紙

FSC®認証紙

 当社では、FSC森林認証のひとつであるCoC認証を2015年4月23日に取得しており、お客様にFSC認証紙を使った印刷物作成をおすすめしています。「環境問題に真剣に取り組んでいる」ことを、対外的にアピールすることができます。「森林保全への賛同」「違法伐採問題への反対」、地球環境へ配慮した取り組みとしてFSC認証紙の利用はとても有効です。


FSCジャパン

バナナペーパー

 日本の伝統的な和紙の手すき技術を応用して考案された紙です。バナナの茎の繊維に、古紙やパルプを混ぜ合わせて作られています。SDGsのすべての目標到達に貢献する画期的な紙になります。

LIMEX(ライメックス)

 石灰石を原料とした、紙・プラスチックの代わりとなる日本生まれの新素材です。森林・水資源の保護・石油由来樹脂の使用量削減につながり、「海洋プラスチック問題」「気候変動問題」をはじめとした環境問題の解決の糸口になると期待されています。大手飲食店のメニューなどで採用されています。水に強く加工も可能なので、ユポ紙に代わる紙としてお客様より問い合わせをいただいています。

用紙見本帳の紹介

 「紙の見本を見せてほしい」お客様からよくこのようなご相談を受けます。当社では、FSC認証紙をメインに使用頻度の高いオリジナル用紙見本帳を作成しました。用紙の大きさ、厚さ、それ以外にも印刷の豆知識が掲載されています。無料で配布しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

工場見学でキング印刷を知る

 当社では、ご希望がある場合には工場見学ができます。工場見学をご希望の際には、当社営業までご相談ください。